北アメリカ大陸の大きさと自然を大いに感じる8日間
名古屋からバンクーバーへ直行で行けるエアカナダ・ルージュが昨年に引き続き就航しました。
6月8日(金)、その煽りを受けるように今回はバンクーバーを経由してアメリカはロサンゼルスへ。
その後、レンタカーを利用してラスベガスへ移動し、最終地はバンクーバーに立ち寄って帰国するという各地2泊ずつ、計6泊8日を友人と旅してきました。
ハワイへの渡航経験はあるものの、アメリカ本土には初めて足を踏み入れるということでロサンゼルス到着後は大変に感慨深いものがありました。
今回の旅は8日間の間に様々な観光地を巡るため、自由旅行にもかかわらず分刻みでのスケジュールとなりました。
そのため今回の旅の記録は各観光地の写真を多く使用し、感想や説明を軽く添えるスタイルでご紹介。
ロサンゼルス上空にて。
意外かもしれないがロサンゼルスの街並みは高層ビルが林立するような場所は少ない。
人口や従事者に対して土地が広いため、縦に伸ばす必要が無いのも理由の様です。
2日目はロサンゼルスの街を時計回りにグルッと1周。
まずはサンタモニカ。
大都市にいることを忘れてしまう様なロングビーチが広がっている。
また、そんな状況をあっさり受け入れたサンゼルス市民。憩いの場として多くの方が海水浴やトレーニングに励んでいる光景が驚きだった。
セレブの街ビバリーヒルズ。
その中でも特に有名ブランドなどが立ち並ぶロデオドライブへ。
グッチ、プラダ、ディオール、ドルガバ、カルティエ、シャネル、エルメスetc…
錚々たるブランドショップが立ち並ぶため、我々は財布を開くことなく終始ウィンドウショッピング。
大人気PINK’S(ピンクス)にて昼食。
1939年から続くホットドッグの老舗。店名は創始者ピンク夫妻より。
マイケル・ジャクソンなどの有名人も数多く訪れ、店内にはピンク夫妻と有名人のスリーショットがたくさん飾られています。
日本のテレビ番組でも取り上げられることが多く、キャリーぱみゅぱみゅさんやバイキング西村さんの写真が飾られておりました。
ロサンゼルスと言えばハリウッド!
その中でも南カリフォルニアで最も観光客が訪れる場所となっているのがチャイニーズ・シアター。
チャイニーズ・シアターの目の前にはハリウッドで活躍した俳優・女優の手形が数多く刻まれている。
ぶらぶら見ていると・・・BP(ブラッド・ピット)発見!
夕方はMLS(メジャーリーグサッカー)観賞。
アメリカ、そしてロサンゼルスと言えば野球が第一に取り上げられがちですが、我々はサッカー少年でしたのでロサンゼルスを拠点とするロサンゼルス・ギャラクシーの試合を観賞してきました。
中でも有名なのは元スウェーデン代表のイブラヒモビッチ。イブラヒモビッチの2得点を含め、試合の内容も100点満点に近い内容で大満足!その日ぐっすりと眠れたことは言うまでもない。
翌日、恐ろしい程の一直線を駆け抜けて死の谷“デスバレー”へ!
車通りが全くない道中、廃線になった線路やアメリカらしい荒野を見つけては写真を撮ったので一部ご紹介。
寄り道をしたため6時間かけてデスバレーに到着。
最初に待ち受けるのは砂漠。
その後はソルト・クリーク、ハーモニー・ボラックス、アーティスト・パレットを経てバッドウォーターへ。
バッドウォーターはアメリカ本土で最も海抜が低く(海抜86m)、周りが山に囲まれた盆地となっているため気温が上がりやすい。
気温50度を超えることもあり、地表温度は90度に達することもあるというまさに死の谷を象徴する様な場所だ!
もちろん常にこの様な気候ではありませんのでご安心ください。現に我々が訪れた際は気温40度強でした。
バッドウォーターの次は“デビルズ・ゴルフコース”。
塩の結晶と泥が混ざって固まり、ゴツゴツとした地表を作り出す場所。
人間にとってはラグビーも出来ないような場所ですが、悪魔であればこんな劣悪環境でもゴルフをするという意味でこの名が付いたのだろう。
結局ラスベガスに着いたのは夜23時、翌日は朝一でグランド・キャニオンへ。
グランド・キャニオンの途中、小さな田舎町セリグマンに立ち寄る。
ここは1985年に廃線となった東西を結ぶ道路“ルート66”が通っていた町であり、ピクサーの映画『カーズ』に登場するラジエーター・スプリングスのモデルになった町としても有名です。
ついにグランド・キャニオンへ!
簡単に表現するならば、アメリカの広さ、地球の大きさを体感する上で絶好の場所。
この広大な景色は写真で見ていた姿よりも遥かに壮大で圧倒的な迫力に目を奪われます。
コロラド川が長い年月をかけて作り出した渓谷美は、セリグマン立ち寄りも含めて片道約7時間掛けて訪れる価値以上の感動をもたらしてくれました。
日程は早くも5日目。
舞台はカナダ、バンクーバーへ。
ロサンゼルスやラスベガスとはうって変わって肌寒い気候に驚きを隠せません。
そして実質滞在最終日である6日目。
この日は無料シャトルバスにてキャピラノへ。
川からの高さ70mに掛けられた全長140mの巨大吊り橋。
また、吊り橋を渡りきると巨大な木々が鬱蒼と茂るエリアへ。
木と木を繋ぐツリートップアドベンチャーでは小動物になった気分を味わえます!
クリフウォークでは崖にせり出した橋を渡り、吊り橋以上にハラハラする体験も。
旅行には付き物のハプニングに一度も直面することがない“ハプニング”に見舞われましたが、それほど円滑に旅程が進んだという裏付けでもあります。
アメリカとカナダの大自然・・・日本では到底考えられない壮大なスケールを肌で感じた8日間でした。
鳶田 佳祐
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