JST スタッフ 海外研修報告

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2013.06.18 Tuesday

ペルーは秘境ではない

日本人人気No.1の世界遺産 マチュピチュや地上絵のあるナスカ高原は、秘境のイメージがありますが、行ってみると国を挙げての観光地として、観光客がスムーズに遺跡にたどりつけるようなインフラが整備されています。
マチュピチュ遺跡には、名古屋からデルタ航空で成田、アトランタ経由で待ち時間も入れて24時間ほどです。1日で行ければ遠くないというのが私の持論です。飛行機の中で寝る時間、読書の時間、映画を見る時間と計画的に時間配分すると、あっという間にペルーの首都リマに到着です。
リマで1泊、そこから飛行機で1時間の高度3400mのインカ帝国の首都クスコへ入り、バスと列車を乗り継ぎ3時間半でマチュピチュ村に到着です。その間の列車は、普通の列車以外に高級レストラン仕上げの列車があり、フルコース食事とワインを飲みながら、車窓に広がるアンデスの峰々を眺めているとマチュピチュ村に到着します。



■高級列車内



■アンデスの峰々

そこから5分おきにでるBUSが遺跡まで運んでくれます。



■マチュピチュ遺跡

遺跡を3時間ほど堪能した後同じルートでクスコに帰ります。大変スムーズな流れです。
ナスカ高原も、リマからバスでパンアメリカハイウエーで3時間半ほど走りピスコの飛行場から12名乗りの新型飛行機でナスカ高原まで飛び空中から20分ほど地上絵を観察します。



■パンアメリカハイウエー



■ナスカの地上絵

これもスムーズな行程管理でした。ゆえにペルーは行きさえすれば簡単に長年の夢が叶う場所です。
 
西 智彦
2013.06.10 Monday

杭州・上海 現地視察記

6月2日から中国におけるラグジュアリーなホテル事情や現在のアジアにおける旅行のトレンドを探るべく杭州と上海に行ってきました。
まず最初に向かったのは杭州。中国6大古都(北京・南京・杭州・西安・開封・洛陽)の一つで日本の京都のような風情を佇ますお寺や古い町並みとモダンなレストランなどの融合が見られとても風情があって歩いていても楽しいです。
杭州へは関西か成田から直行便がありますが、今回は上海浦東国際空港まで行き、そこからリニアモーターカーに乗り地下鉄の龍陽路駅まで8分。時速300KMの世界です。


龍陽路から地下鉄に乗り換え約45分で上海虹橋駅へ。



ここは上海虹橋空港といっしょになる総合駅ですがとにかく広いの一言。ここで中国新幹線に乗り換えて約1時間で杭州駅です。新幹線は日本が技術協力しただけあって快適です。車両にもよりますが、3クラスあります。お勧めは商務席。飛行機のビジネスクラスのように水平にリクライニング可能な革張りの席は個室感覚(5〜10席のみ)と相重なって静かでいいです。

杭州から向かったのはJSTホームページでもお馴染みのスモールラグジュアリーリゾート、究極のリゾートとも言われる“アマンリゾート”の中国にあるホテルの一つ、“アマンファユン”です。



アマンファユン入口にて

ホテルは昔、南宋時代の建物を一部残した村をそのままリゾートにしてるので、ホテル内を流れる小川や竹林、庭などは静寂で本当に素晴らしいの一言。



アマンファユン プール

会社のセミナーや研修でもここは良く使用されるだけあって京都の嵯峨野や高雄、貴船のような雰囲気があります。また周りにある7つの寺はどれも必見です。

特に永福寺と霊隠寺に拝観したのですが南宋時代に建てられた建物は是非見てきてください。



永福寺入口



霊穏寺

霊隠寺は中国禅宗10刹の一つになっています。

また夕方から夜にかけては西湖の東側にある河坊街という歩行者天国に行き、その街並みやシルクなどの雑貨、中国杭州料理などを堪能出来ます。


河坊街

杭州の最大の観光は何と言っても世界遺産の西湖です。情緒豊かな風景と歴史的な建物や手入れされた庭、竹林がミックスされて富士五湖周辺を中国風に大きくしたような風情ある観光地になっています。


西湖

杭州は上海から新幹線で約1時間ですので上海と組み合わせて行くのがお勧めです。今と昔の中国が見れる旅行の組み合わせになりますので、とても良いと思います。

次に向かったのが上海です。上海は中国でも経済の中心です。政治は北京。経済は上海です。


豫園


外灘

歴史的な外灘や豫園の風情と現代の象徴ともいうべく、浦東の街並みは各種デザインを勉強している方々は是非見てきてほしいくらいです。

上海はホテル建築ラッシュで、2つ目のフォーシーズンズやスターウッドホテルズの最高峰ラグジュアリーコレクション、シャングリラなど新しいホテルが次々とオープンします。



ポートマン・リッツカールトン

ホテルに泊まらなくともレストランだけ行っても価値はあるくらい雰囲気が素晴らしいです。モダンコンテンポラリーというコンセプトでホテルをデザインし中国やアジアの文化とミックスさせています。

最後に豫園で2つの小龍包を食べに行って来ました。一つは豫園内にある一番古いといわれる南翔饅頭店。




1〜3階まであり1階がテイクアウトで一番安く2階は座って食べれるが値段が2割ほど高くなり3階は完全なレストラン(現在は休んでいます)です。近くのティンタイポンへも行きました。ここは台湾から来た老舗です。こちらも上品で美味しかったです。ゆっくりと食べたいなら色んなメニューがあるこちらでしょう。 中国の杭州と上海は出張だけでなく観光でも訪れると楽しい街です。京都と東京を行くようなものです。風情ある素敵な旅行をお楽しみ下さい。
 
山田 高広
2013.06.03 Monday

ひと味違うソウル!焼肉三昧の旅!

今年4月よりセントレアから就航を開始した話題のローコストキャリア(LCC)「エアアジア・ジャパン」を利用してソウルへ3日間行って来ました。



エアアジア・ジャパンは「全日空」との共同出資で事業を展開しており、日本からはクアラルンプールや台北、ソウルなどに就航しています。名古屋からは毎日1便就航しており、往路はソウルに13時頃に到着し、復路はソウルを13時頃出発するので、滞在時間も十分取ることができます。

機内は、真っ赤なヘッドカバーが掛けられている席は「ホットシート」と呼ばれる、非常口席と前方の5列目までの席があり、優先的に搭乗ができます。 前方までの5列は降機がスムーズなのと、非常口席は足元が広いので、それぞれ特別料金が上乗せとなります。



ソウルといえば、エステやショッピング、グルメが人気ですが、 その中でも「焼肉」を中心に楽しんできました。

ソウルには数多くの焼肉屋がありますが、「どうせならみんなが知らないような穴場的な焼肉屋に行ってみたい。」ということで、「ヨンナム食堂」を訪れました。 知人からの話で、最近人気の店として聞いていましたが、一見、外観も古く看板も地味?なので本当にここが噂の店なのか心配になりながら、お店に入りました。



すると店内にはドラム缶がずらりと並んでいて、「立って食べるカルビ屋さん」の名の通り、ドラム缶の上に置かれた焼肉を立食していました。



そしてさらに驚いたのが、焼肉のメニューがただ一つ、「牛カルビ」しかないということ!メニューが1つしか無いということは、よほど自信があるか、もしくはあまりやる気がないのか? そして、そして… 食べてみるとその心配は無駄でした! 今まで日本で数々の焼肉屋で食べてきたつもりですが、ここの「牛カルビ」は絶品!

韓国牛ということもあり、日本で食べるような脂身(サシ)もほとんどなく、「THE YAKINIKU」という感じで、まさに本場の味を感じさせてくれる絶品です! また焼肉を頼むと必ず付いてくる、ニンニク焼きがまたこれも絶品!私も経験しましたが、くれぐれも食べ過ぎには注意してくださいね。



ソウルに数多くある焼肉屋の中で何処に行くべきか分からないという方もいるかと思います。そこで、今回はガイドブックには載っていないけど、地元で長年愛され続けている人気の焼肉屋さん「トンスルチッ」に行って来ました。



1961年の創業以来50年以上続くこの店のおすすめは、なんといってもサムギョッサルと豚カルビ、牛ホルモン。 注文が入ってから肉をさばいてくれるので、新鮮なお肉を手頃な値段で味わうことができます。



店内は仕事帰りのサラリーマンやOLで賑わっており、5〜6名のスタッフが網の交換など迅速に行なってくれます。



ソウルを訪れる際は、是非、行ってみて下さい。 価格もリーズナブルなので、気軽に本場の焼肉を満喫できます!

浅菜 一樹
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